デイジープロジェクト

デイジープロジェクト

トップページ > 活動報告一覧 > 活動報告

活動報告

活動報告

2016/11/29
DaisyProject Vol.1「子宮頸がん」を学ぶワークショップ 開催レポート


2016年11月23日(水)に20~30代の働く女性を中心に、「子宮頸がん」を学ぶワークショップを実施しました。

*ワークショップタイトル
DaisyProject Vol.1 20~30代の働く女性たちとともに「子宮頸がん」を学ぶワークショップ

*日時

2016年11月23日(水) 13:30~17:00

*場所

渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>

*参加人数

20名

*ワークショップサポーター

NPO法人ラサーナ 福田小百合様

株式会社ミュゼプラチナム 鎌田真理子様

子宮頸がんサバイバー 松田陽子様

公益財団法人日本対がん協会 小西宏様

 

参加者について

年齢

%e7%b4%a0%e6%9d%90%e4%bd%9c%e6%88%901-001

職業

%e7%b4%a0%e6%9d%90%e4%bd%9c%e6%88%902-002

ワークショップ1:20~30代の働く女性のライフスタイルについて

img_8716

年齢や職業といった属性ごとに分かれた6つのグループ(3名+ワークショップサポーター1名)ごとに、参加者が普段どのようなライフスタイルを送っているかを振り返るワークを行いました。

まず参加者個人が自分自身のことを振り返り、グループ内で発表、そのあとにグループディスカッションに移り、グループごとに、「自分達の生活を見つめ直した上で、美しく輝く女性になるためにどんなことを心がけているか」を全体発表しました。

img_8582

社会人の意見として「人との繋がりを大切にする」「アフター5や休日を有効に使いリフレッシュの時間を設ける」、母親の意見として「母親の役割を全うしないといけないと思いすぎない」「自分自身がハッピーでいることが周りをハッピーにさせる」などそれぞれの役割の中で、自分自身の成長に高い意識をもつ参加者が多く見受けられました。

このワークショップのまとめとして、NPO法人ラサーナの福田小百合さんより、リプロダクティブヘルス&ライツの観点から、広く女性の健康に関するお話を伺いました。

img_8781

クロストーク:子宮頸がんについて

参加者のライフスタイルや価値観を知った上で、ワークショップサポーターと、デイジープロジェクトメンバーによるクロストークを行いました。

まずはじめにミュゼプラチナムが行ったアンケート調査から、「子宮頸がんを知っているけれど、原因となるヒトパピローマウイルスにつては知らない」という人が多く見受けられたというデータを紹介しました。

Q1:「子宮頸がん」という病名を聞いたことがありますか?

%e7%b4%a0%e6%9d%90%e4%bd%9c%e6%88%90-009

Q2:「子宮頸がん」は「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスが原因だと知っていましたか?

%e7%b4%a0%e6%9d%90%e4%bd%9c%e6%88%90-010

さらに、公益社団法人日本対がん協会の小西宏さんより、子宮頸がんの基礎知識やその原因、罹患者数や日本の検診状況などについてお話を伺いました。

img_8805

これを受けて、多くの女子社員が在籍する企業として、子宮頸がん検診にどのように取り組まれているかをミュゼプラチナムの鎌田真理子さんからお話をいただきました。

また、サバイバーである松田陽子さんが主婦であったときに検診を受けられた経緯や、デイジープロジェクトメンバーの検診状況が報告されるなど、20~30代の仕事や子育てなどに忙しい日々を送る女性たちのそれぞれの子宮頸がんへの意識や関わりについて意見が交わされました。

img_8824

福田小百合さんからは、医療の現場からの働く女性へのアドバイスをいただくとともに、妊婦健診で子宮頸がんが見つかったときの事例などもお聞きしました。結婚する前から、かかりつけの婦人科を見つけ、健康管理をする大切さを教えていただきました。

クロストーク終盤に行われた質疑応答では「検診は何歳ごろから受けるべきか」「男性にできることはないのか」など闊達に意見が交わされ、参加者の子宮頸がんに対する強い感心を伺うことができました。

体験談

子宮頸がんのサバイバーである松田陽子さんからは、ご自身の体験をお話して頂きました。

img_8875

子宮頸がんと診断された時に感じたられたことや、手術直後の体験、退院後の生活など、子宮頸がんになったことでされたご経験と、その時期をどのように乗り越えたのかということをお話いただきました。

また、この経験があるからこそ、女性たちに子宮頸がんになって欲しくない、誰にも同じ思いをして欲しくないという思いで啓発活動に取り組まれていることを参加者の皆さんにお伝えいただきました。

ワークショップ2:あなたが子宮頸がんの啓発をするとしたら、どんなことをしますか

img_8930

自分のライフスタイルを認識したうえで、クロストークや体験談で子宮頸がんについて知識を深めた参加者に、「あなたが子宮頸がんの啓発をするとしたら、どんなことをしますか?」という問いに対して3つのアイデアを出してもらいました。

1と同様のグループの中で、子宮頸がんについて今どのように感じていて、今後どのような啓発活動ができるかを話し合ってもらいました。

img_9118

全体発表では「女子会検診」「同窓会検診」「学園祭での呼びかけ」など気軽な気持ちで参加できるようイベント化、SNSでのシェアやアイコンフィルターの作成などWEBを使った発信、知る機会を増やし大切な人に直接話すなどさまざまな意見が飛び交いました。

総括

今回のワークショップでは、参加者による子宮頸がんの予防啓発に対する活発な意見交換が行われました。

また、一方で20~30代の仕事や、育児などで忙しい日々を送る女性たちの多くにとって予防行動の周知がいきわたっているとはいいがたい状況であることも課題として浮かび上がってきました。

今回のワークショップを開催したことで見えてきた課題に対して、デイジープロジェクトとして積極的な取り組みを行っていきたいと思っています。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


ページのトップへ戻る